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2009年02月 アーカイブ

2009年02月01日

今年は走らず

2月は毎年恒例の磐越西線のD51ですね。
と言いたいところですが今年はもともと内房線での運転が予定されていた上に、先日ボイラー故障を起こしてしまい走行不能になってしまいました。いずれにしろ今年は雪のD51を拝むことができません。だいぶ症状が重いようで心配ですけど、再び元気な姿を見せてくれることを祈りたいと思います。
写真は磐梯熱海から続く勾配区間を力走するD51の勇姿。

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磐越西線 磐梯熱海~中山宿 1997年2月
Nikon F4, AF 80-200mm F2.8D, E100S

2009年02月02日

低い雪雲

なんだか雪原と低い雪雲にはさまれたすき間を走っているような感じ。

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磐越西線 猪苗代~翁島 1997年2月
Nikon F4, AF 80-200mm F2.8D, E100S

2009年02月03日

力走デゴイチ

めいっぱい煙を吐いて大カーブを力走するデゴイチを軽く流して撮影。

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磐越西線 東長原~磐梯町 1997年2月
Nikon F4, AF 80-200mm F2.8D, RDPII

2009年02月04日

オメガカーブ俯瞰

前年の96年に小高い丘から俯瞰したカーブを、さらに見下ろす場所から撮影してみました。ここは何カ所か撮影ポイントがあるようです。雪晴れの雪原をデゴイチが走ります。

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磐越西線 東長原~磐梯町 1997年2月
Nikon F4, AF 80-200mm F2.8D, RDPII

2009年02月05日

カーブの続き

昨日の写真の続きにあたり、列車はほぼ180度向きを変えます。遠くに見えるのは会津慈母観音ですが、これは後ろ姿です。

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磐越西線 東長原~磐梯町 1997年2月
Nikon F4, AF 80-200mm F2.8D, RDPII

2009年02月06日

煙と雲

上り勾配の築堤を駆け上がってくるデゴイチ。白い煙が雲に溶け込みます。

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磐越西線 猪苗代~川桁 1997年2月
Nikon F4, AF 80-200mm F2.8D, RDPII

2009年02月07日

流れる煙

機関車は見えなくても流れる煙は力走する様子を伝えてくれます。

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磐越西線 東長原~磐梯町 1997年2月
Nikon F4, AF 80-200mm F2.8D, RDPII

2009年02月08日

太陽は味方

磐梯熱海の発車シーンは何度となく撮影していますが、このときは珍しく山の稜線からまぶしい日が差してきました。白煙が美しく浮き上がります。味方になってくれた太陽に感謝。

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磐越西線 磐梯熱海~安子ヶ島 1997年2月
Nikon F4, Ai 300mm F4.5S, RDPII

2009年02月10日

リズム

せっかく北海道にまでやってきましたが天気は晴れでもなく雪でもない中途半端な状態でした。高ぶらない気持ちをなんとか盛り上げて撮影に挑みます。でもやってきた冬の湿原号は絶気状態でした。コンプレッサーの排気だけが一定のリズムを刻んで浮かんでいます。

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釧網本線 釧路湿原~細岡 2004年2月
Nikon F5, AF-S VR 70-200mm F2.8G, RVP F

2009年02月11日

後ろに引っ張る

逆機はどちらかというと後追いの方が見栄えがします。小型のタンク機は後ろに引っ張る姿もさまになりますね。すぐ背後には釧路川が流れていて、車窓からはよい眺めでしょう。

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釧網本線 塘路~細岡 2004年2月
Nikon F5, AF-S 28-70mm F2.8D, RVP F

相鉄5000系さよなら運転

地元の相模鉄道で5000系のさよなら運転が行われました。最初のデビューは昭和30年代だそうですが、車体も足回りも取り替えられていますので別物とも言えそうです。横浜方のヘッドマークは『ありがとう』で列車種別には『感謝』の文字。

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戻ってくる5000系。海老名方のヘッドマークは『さよなら』で列車種別には『希望』の文字。なかなか粋な計らいです。天気はもうひとつでしたが、沿線には多数のファンの方を見かけました。

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相模鉄道 瀬谷~三ツ境 2009年2月11日 
(上)Nikon D3, AF-S VR 70-200mm F2.8G + TC-14E, JPEG
(下)Nikon D3, AF-S VR 70-200mm F2.8G, JPEG

2009年02月12日

念願の雪景色

一度は訪問したいと思っていた冬の銀河線。2004年の2月にようやく念願の雪景色を見ることができました。前日に釧網本線のC11を撮影してから北見に泊まりこの日を迎えました。あいにく強い低気圧が近づいているようで、天気は悪化の予報です。

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北海道ちほく高原鉄道 北見~北光社 2004年2月
Nikon F5, AF-S VR 70-200mm F2.8G, RVP F

2009年02月13日

頼もしさ

くるまで移動しているうちに雪が降り出て、峠を越えると本格的に降ってきました。すぐにレールは埋もれて見えなくなりますが、それでも列車は定時にやってきました。このくらいの雪はものともしない鉄道の頼もしさです。

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北海道ちほく高原鉄道 分線~川上 2004年2月
Nikon F5, AF-S 28-70mm F2.8D, RVP F

2009年02月14日

ホワイトアウト

雪は降り続き視界はさらに悪くなってホワイトアウトしつつあります。少し遅れて遠くからヘッドライトの光が見えてきました。周りの雪に吸い込まれるように音もなく、まさに滑るように列車がやってきます。

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北海道ちほく高原鉄道 川上~分線 2004年2月
Nikon F5, AF-S VR 70-200mm F2.8G, RVP F

2009年02月15日

雪の利別川

視界が悪いので場所を移動します。利別川を渡る鉄橋のあたりで少し見通しが良くなってきたので鉄橋をサイドから撮影します。それにしてもこれだけ降るとほとんど撮影になりません。

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北海道ちほく高原鉄道 西一線~愛冠 2004年2月
Nikon F5, AF 28-70mm F2.8D, RVP F

2009年02月16日

雪に埋もれて

結局昼間は視界の悪さと暗い露出に阻まれて数カットしか撮れませんでした。宿に戻る途中で上利別駅に立ち寄り雪の夜を撮影します。白熱電球に照らされた駅名標が雪に埋もれていました。

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北海道ちほく高原鉄道 上利別 2004年2月
Nikon F5, AF 28-70mm F2.8D, RVP F

2009年02月17日

貴重な体験

そろそろ北見行きの列車がくるので反対側のホームに移動して到着を待ちます。すると後ろの方から聞き慣れない警笛が鳴り闇の中からライトが近づいてきました。この時刻に列車は来ないはず。正体はラッセルカーでした。積雪が増えてきたので出動したのでしょうか。

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再び気動車を待ちますが、定時を過ぎてもやって来る気配がありません。そのうちラッセルカーの方から声が聞こえました。振り向くと乗務員の方が顔を出していて
『列車は遅れているからこっちに入って待っていればいいよ』
と言います。
たぶん雪まみれの私の姿を哀れに思ったのでしょう。もちろん願ってもないことでしたのでお礼を言って運転席に乗り込みました。中はヒーターががんがん効いてポカポカでした。オイルのにおいが漂います。横浜から写真を撮りに来たと言うと物好きだなぁみたいなことを話されたような記憶があります。鉄板の床から直接伝わってくるエンジンの振動が妙に心地よく感じられました。

5分か10分か、雑談しているうちに線路の向こうからライトの光が見えてきました。再度お礼を言ってホームに降りました。ちょっと貴重な体験でした。

北海道ちほく高原鉄道 上利別 2004年2月
Nikon F5, AF 28-70mm F2.8D, RVP F

2009年02月18日

ようやく到着

定刻からはかなり遅れてようやく北見行きの列車が到着しました。しかしここでは乗降客はありません。ヘッドライトの光芒が降りしきる雪を照らし、やがて警笛を鳴らして闇の中に消えていきました。

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北海道ちほく高原鉄道 上利別 2004年2月
Nikon F5, AF 28-70mm F2.8D, RVP F

2009年02月19日

上利別の夜

列車が去った後には駅には雪の降る音だけが残ります。

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北海道ちほく高原鉄道 上利別 2004年2月
Nikon F5, AF 28-70mm F2.8D, RVP F

2009年02月21日

恐怖の体験

この日(2004年2月23日)の写真はありません。
撮影どころではありませんでした。

非常に強い低気圧が接近して未明から大荒れの天気です。
横殴りの雪の中、とりあえず置戸近くの踏切のそばに車を止めて列車を待ちます。しかし定時を過ぎてもいっこうにやってきません。ラジオのニュースでは道内の各交通機関が大幅に乱れているとか、千歳空港の除雪が間に合わず飛行機が欠航しているとか、小中学校が臨時休校していると伝えています。夕方釧路空港に戻って帰宅する予定ですが、かなりやばい状況です。ここにいたのではたどり着けない恐れが出てきました。ともかくここを離れて南下することにします。
釧北峠はそれほど標高の高い峠ではありません。それでも国道242号は除雪が間に合わず雪は積もり放題。ハンドルを取られてフラフラしながらなんとか陸別にたどり着きます。その後足寄まではそこそこ走れましたが、そこから先が恐怖の世界。
車も吹き飛ばされそうな猛烈な西風で地吹雪が起こり、フロントガラスの先はどこを見ても真っ白で全く視界が効きません。まさにホワイトアウト状態です。これでは目を閉じて車を運転しているのとほとんど変わりません。かと言って路肩に止まっていると後ろから追突されるかもしれません。おまけに道路にはあちこと吹きだまりができて、不用意に突っ込むとコントロールを失います。
自転車のような速度でノロノロと本別を過ぎ、ようやく池田までたどり着きました。移動中何件か追突事故の現場に遭遇したり、トラックが路肩に転落しているのを目撃しました。
池田駅前の駐車場に車を止めてパソコンから気象情報をチェックすると、前線が通過するのはもうすぐのような感じです。2時間くらいすると少し視界が開けてきたので再び釧路に向けて走り出します。音別を抜ける頃にはうそのように雪は止み海が見え始めました。風だけは相変わらず強く吹いています。どうやら一番ひどいピークの時に当たってしまったようです。
ということで半日以上かけて釧路空港には16時ころに到着。羽田からの飛行機も無事着陸して再び羽田に向かう飛行機に搭乗し離陸するとようやく安堵のため息をつきました。この日は一枚も写真は撮れませんでしたが、事故がなくて何よりだったと思います。
冬の北海道の過酷な一面を体験した1日でした。

2009年02月22日

孤高のブルートレイン

孤高のブルートレイン『富士・はやぶさ』の終焉までいよいよあとわずか。歴史ある通い慣れた東海道線からいよいよ姿を消してしまいます。学生のころ九州旅行の帰りに西鹿児島から東京まで乗ったはやぶさも今は遠い思い出です。

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東海道本線 根府川~早川 2009年2月
Nikon D3, AF-S 300mm F2.8D + TC-14E, JPEG

2009年02月23日

別アングル

撮影地は同じで少し後ろに下がった別アングルから。もうちょっと手前に来てから撮りたいところですが、この季節はあいにく日が当たりません。

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東海道本線 根府川~早川 2009年2月
Nikon D3, AF-S 300mm F2.8D, JPEG

2009年02月24日

Sカーブ

やはりこの場所はSカーブが絵になります。なんとか機関車の顔に日が当たる位置まで引きつけて撮影できました。

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東海道本線 根府川~早川 2009年2月
Nikon D3, AF-S 300mm F2.8D, JPEG

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2009年02月25日

風格

風格のある顔をアップで狙ってみました。オートフォーカスが食いついてくれるのを信じて機関車の顔を目一杯引きつけます。三日前のエントリーと同じ場所から同じ日に。

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東海道本線 根府川~早川 2009年2月
Nikon D3, AF-S 300mm F2.8D + TC-14E, JPEG

2009年02月26日

アルファリゾート21

ダイヤ通りであれば『富士・はやぶさ』の通過後50分後にやってくる『リゾート踊り子号』です。この日はブルートレインが1時間ほど遅れたのでカメラに収まりました。伊豆急行の車両です。なかなかカッコイイですね。

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東海道本線 根府川~早川 2009年2月
Nikon D3, AF-S 300mm F2.8D + TC-14E, JPEG

2009年02月27日

さくら・はやぶさ

たまたま弁天島に行く機会があって撮影した「さくら・はやぶさ」です。唯一のコマとなりました。

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東海道本線 新居町~弁天島 2005年2月
Nikon F6, AF-S 28-70mm F2.8D, RVP100

2009年02月28日

T3

情報通の鉄友に誘われて弁天島に来たのはこのドクターイエローことT3編成を撮影するためでした。前日に浜松で一泊して翌朝ここにやってきました。引退間際の姿だったと思います。

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東海道新幹線 浜松~豊橋 2005年2月
Nikon F6, AF-S VR 70-200mm F2.8G, RVP100

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