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2008年10月 アーカイブ

2008年10月01日

火入れ

1988年に北海道にC62ニセコが復活してから毎年北海道詣でが続きました。長い休みが取れるとC62撮影旅行を計画し、その合間に道内のあちこちに足を伸ばしたものです。その中の一つに丸瀬布いこいの森がありました。
先日アサヒコムを見ていたら、いこいの森で動体保存されている雨宮21号が生誕80年を迎え、記念イベントが開催されたという記事を見つけます。昭和3年(1928年)9月に製造されたのだそうです。
この機関車にはしばらく会っていなかったのでちょっと懐かしくなり、当時の写真を探してきました。出てきたのはC62ニセコ最後の年となった1995年のものです。何枚かご紹介したいと思います。
この日は時折雨が降るあいにくの天気でした。早めに現地に行ってみると、クラに眠る雨宮21号に火が入り目を覚ますところでした。

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丸瀬布いこいの森 1995年10月
Nikon F4S, Ai 85mm F2S, RDPII

2008年10月02日

連結完了

クラから出てきた機関車は客車の連結を完了して、ホームへの出発を待ちます。天気が悪く乗客があまり来ないと読んだのか、この日の客車は1両だけでした。自分の出す蒸気で顔が隠れてしまいました。

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丸瀬布いこいの森 1995年10月
Nikon F4S, Ai 85mm F2S, RDPII

2008年10月03日

21号

レールは変形の八の字に敷かれています。延長2kmくらいあるので意外に変化があって楽しめます。21のプレートも誇らしげにバンガローを横目に見ながら力走します。

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丸瀬布いこいの森 1995年10月
Nikon F4S, AiAF 80-200mm F2.8D, RDPII

2008年10月04日

色付く湖畔

線路の北側には湖が広がります。紅葉が色付く湖畔を走る列車は小さくて模型のようです。

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丸瀬布いこいの森 1995年10月
Nikon F4S, AiAF 80-200mm F2.8D, RDPII

2008年10月05日

見せ場

コース内でもここは両側を並木に囲まれ上り勾配になっている見せ場です。小型の機関車ながらも歯切れの良いブラスト音を響かせて加速してきました。ちなみに燃料は薪を使っています。

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丸瀬布いこいの森 1995年10月
Nikon F4S, AiAF 80-200mm F2.8D, RDPII

2008年10月06日

かわいい機関車

小さな動輪だけのかわいい機関車が元気に走ります。
この日は日曜日でしたがあいにくの天気でほとんど乗客が現れません。お客様が来ないと走らないので時間をもてあますことになります。郷土資料館を見たりしてのんびり過ごしました。

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丸瀬布いこいの森 1995年10月
Nikon F4S, AiAF 80-200mm F2.8D, RDPII

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2008年10月07日

かろうじて彼岸花

家の近所の彼岸花がしおれていたのでもう遅いかなと思いつつ、天気が良かったのでいすみ鉄道に出かけました。案の定もう黒く枯れているか白っぽくなっている花ばかり。また来年かななどと考えながら沿線を移動します。ようやくまだ赤い花を付けている株を見つけました。かろうじて間に合った彼岸花です。

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いすみ鉄道 上総東~西大原 2008年10月
Nikon D3, AF-S 14-24mm F2.8G, RAW

2008年10月09日

まだらなコスモス畑

遠くから見たらきれいなコスモス畑に見えたのですが、近づいてみると花の盛りを過ぎていましたし強風で倒れているものもあり、かなりまだらになってました。こちらもまた来年ですかね。でも来年もコスモスが咲くとは限りませんよね。。。

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いすみ鉄道 西大原~上総東 2008年10月
Nikon D3, AF-S VR 70-200mm F2.8G, RAW

2008年10月10日

ひっそりと


畑に一斉に咲くコスモスが満開になると見事ですけど、人知れず線路端にひっそりと咲くコスモスもいいものです。

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いすみ鉄道 西畑~上総中野 2008年10月
Nikon D3, AF-S VR 70-200mm F2.8G + TC-14E, RAW

2008年10月14日

弱い日差し

近いうちに米坂線の車両が置き換えされるそうです。国鉄型の気動車を撮ろうと沿線には多くのファンが詰めかけていました。オーソドックスに有名撮影地のお立ち台で待っていましたが、薄雲が出てきて日差しが弱くなってしまいもうひとつ。

yonesaka081013_0896.jpg

米坂線 羽前沼沢~手ノ子 2008年10月
Nikon D3, AF-S VR 70-200mm F2.8G, RAW

2008年10月15日

急行色

米坂線ではやはりこの急行色が一番人気のようです。土曜日は前日の予報に反して雲が多くてなかなか日が出ませんでした。このあたりではまだ稲刈り作業をしているところがありました。(ここはあまりいいロケーションではありませんね^^;)

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米坂線 羽前小松~中郡 2008年10月
Nikon D3, AF-S VR 70-200mm F2.8G, RAW

2008年10月17日

盆地の霧

翌日は終日快晴の予報でしたが米沢盆地は霧の中。結局霧が晴れたのは9時を過ぎてからでした。

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米坂線 萩生 2008年10月
Nikon D3, AF-S VR 70-200mm F2.8G, JPEG

2008年10月18日

きわどい夕日

夕方まで太陽が出ていたのでススキに日が当たる場所を探して列車を待ちます。しかし秋の日はつるべ落としでみるみる山の稜線にかかり始めました。早く来いと念じますが徐々に光線が弱くなり手前が影になります。それでもなんとかきわどい夕日が当たってくれました。

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米坂線 西米沢~成島 2008年10月
Nikon D3, AF-S 300mm F2.8D, RAW

2008年10月19日

原野を行く

2005年ちほく高原鉄道最後の秋を撮影しようと休暇を取り北海道に行ったときのこと。苫小牧港に入港したカーフェリーから下りてみると大変いい天気です。せっかくなので海がきれいな日高本線に立ち寄ることにしました。
最初に目にとまったのは勇払駅近くの鉄橋です。苫小牧の工業地帯からほど近いこの場所も地形図を見ると湿原と荒れ地が広がっていて、かつてこのあたりが原野だったことを教えています。

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日高本線 浜厚真~勇払 2005年10月
Nikon F6, AF-S VR 70-200mm F2.8G, RVP100

2008年10月20日

厚真川を渡る

浜厚真駅の近くにも立派な鉄橋があったので1カット撮影します。大雨が降った影響かと思いますが、川の水が泥で濁っていました。しかしこれが後で効いてくることに。

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日高本線 勇払~浜厚真 2005年10月
Nikon F6, AF-S VR 70-200mm F2.8G, RVP100

2008年10月22日

まっすぐ

長い直線区間と言えば室蘭本線の白老~沼ノ端が有名ですが、広大な大地を擁する北海道ではまっすぐに続く線路をよくみかけます。気持ちのいいものですね。

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日高本線 浜田浦~浜厚真 2005年10月
Nikon F6, AF-S VR 70-200mm F2.8G, RVP100

茶色い海

天気は安定しているようで、青い海を絡めようと大狩部にやってきました。今にも崩れそうな崖の上に登って見下ろしてみるとなんだか海の様子が変です。海水が茶色い。。。
大雨の影響は大きいようで、川を流れた濁った水が海岸を覆っているのでした。でもせっかく来たので撮影。海が荒れたら波がかぶってしまいそうな小さな駅に1両だけの列車が到着します。(Photoshop Lightroom でだいぶ修正してます)

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日高本線 大狩部 2005年10月
Nikon F6, AF-S VR 70-200mm F2.8G, RVP100

2008年10月23日

さらに茶色い海

同じ崖の上から厚賀方面を望みます。順光になるとさらに水の色が目立ちます。それにしてもよくぞこのような場所に線路を敷いたものだと感心します。

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日高本線 厚賀~大狩部 2005年10月
Nikon F6, AF-S VR 70-200mm F2.8G, RVP100

2008年10月25日

輝く海

午後も太陽が出ていたので海を絡めて撮影を続けることにしました。海バックと言えばやはり厚別川の河口を渡るこの鉄橋は外せません。とりわけ満潮になれば輝く海と川が一体になって列車を浮かび上がらせます。

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日高本線 厚賀~大狩部 2005年10月
Nikon F6, AF-S VR 70-200mm F2.8G, RVP100

2008年10月26日

オレンジバック

午後の空は少し白っぽくなっていましたが、うまくいけば夕焼けが見られるかもしれないと思い同じ場所で日没まで待つことにしました。太陽が水平線に近づくにつれて空は染まり始めて一面オレンジ色になります。ドキドキしながら待っていると列車がやってきました。

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日高本線 厚賀~大狩部 2005年10月
Nikon F6, AF-S VR 70-200mm F2.8G, RVP100

2008年10月27日

なつかしの撮影地

583系が走るということもあって、北東北に遠征する途中に仙山線に立ち寄りました。旧型客車を撮って以来20年ぶりでしたので当時の記憶を頼りに、なつかしの撮影地にやってきました。さすがにだいぶ木が伸びていて見通しは悪くなっていましたが、鉄橋付近は線路が見えています。色付いてきた木々の中を面白山に向かって列車が走ります。

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仙山線 八ツ森(臨)~奥新川 2003年10月
Nikon F5, AF-S VR 70-200mm F2.8G, RVP F

2008年10月28日

全景

昨日のエントリーの写真をぐっと引くとこんな感じの全景になっています。ずいぶんと山深いところを走っています。浮き雲が飛んでいたので山がまだらになってしまいました。

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仙山線 八ツ森(臨)~奥新川 2003年10月
Nikon F5, AF-S 28-70mm F2.8D, RVP F

2008年10月29日

谷を縫う

帰りの583系を撮るため、面白山を大きく迂回して山形県側に移動します。山寺駅を過ぎると線路はその名も美しい紅葉川に沿って勾配を上っていきます。谷を縫うように右に左にカーブしながらやってくる列車を丘の上から見下ろします。

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仙山線 山寺~面白山高原 2003年10月
Nikon F5, AF-S VR 70-200mm F2.8G, RVP F

2008年10月30日

光を背に

面白山高原駅近くの跨線橋から光を背にして走ってくる電車を撮ります。露出を切り詰めると光と影が強調されました。

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仙山線 山寺~面白山高原 2003年10月
Nikon F5, AF-S VR 70-200mm F2.8G, RVP F

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