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2007年10月 アーカイブ

2007年10月01日

久しぶりの山線

函館本線の長万部~小樽は峠越えの勾配やカーブが多く山線と呼ばれています。1988年から1995には奇跡的にC623が復活して、ずいぶんと北海道詣でをしたものです。運行が終わってからは山線に行くこともありませんでしたが、C11207が復活して山線を走るという嬉しいニュースを聞き久しぶりに出かけました。
さっそくお立ち台の撮影地で撮影します。直前まで晴れていたのに列車に合わせたかのように雲がかかってしまいもう一つでした。

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函館本線 然別~銀山 2000年10月
Nikon F5, AF-S 80-200mm F2.8D, RDPII

2007年10月02日

Sカーブ

急勾配に半径300mのカーブが連続する区間にさしかかります。機関車があえぎながら上ってくるシーンですが、後ろからディーゼル機関車に押されているからか、煙もそこそこにやってきました。

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こちらは別の日に同じ地点で角度を変えて撮影したものです。煙はしっかりと出ています。でもブラスト音はそれほどでもなく、あまり全力を出せない状態なのかなと逆に心配してしまいました。

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2枚とも 函館本線 小沢~倶知安 2000年10月
Nikon F5, AF-S 80-200mm F2.8D, RDPII

2007年10月03日

跨線橋から

お手軽な国道の跨線橋から。
天気はあいにくの曇り空でしたが、煙の表情はまずまずでした。

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函館本線 然別~銀山 2000年10月
Nikon F5, AF-S 80-200mm F2.8D, RDPII

2007年10月04日

小沢発車

稲穂峠を越えてきた機関車は小沢駅で停車して息を整えます。気動車と交換した後、倶知安峠を目指して出発となります。

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函館本線 小沢~倶知安 2000年10月
Nikon F5, AF-S 80-200mm F2.8D, RDPII

2007年10月05日

大きいなぁ

小型の機関車でも生きている姿を間近に見ると意外に大きく感じられ、その熱気や息吹に感動を覚えます。この子供達もお母さんに連れられて蒸気機関車の実物をおそらく初めて見たのかなと想像しますが、きっと生涯忘れられない想い出になったことでしょう。

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函館本線 倶知安 2000年10月
Nikon F5, AF-S 80-200mm F2.8D, RDPII

2007年10月06日

プレート

年季の入ったプレートが磨き上げられて重厚な輝きを放ちます。年月の重みを感じる瞬間。

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函館本線 倶知安 2000年10月
Nikon F5, AF-S 80-200mm F2.8D, RDPII

2007年10月07日

200km

ここも国道の跨線橋からお手軽に撮影できる場所です。ちょうど200kmのキロポストが立っていることから200kmポイントと呼ばれています。機関車がかっこよく見える角度が撮りやすくC62時代から人気があります。

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函館本線 小沢~倶知安 2000年10月
Nikon F5, AF-S 80-200mm F2.8D, RDPII

2007年10月08日

汽車が来た

駅が一望できる橋から見下ろします。久しぶりにやってきた蒸気機関車を地元の人が出迎えているように見えます。列車名にもなっているニセコという駅名はいい響きだなと感じます。

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函館本線 ニセコ 2000年10月
Nikon F5, AF-S 80-200mm F2.8D, RDPII

2007年10月09日

僕の出番

これまでずっと編成の後ろからサポートしていたDE15が、この区間では先頭に立って列車を引っ張ります。僕の出番とばかりに紅葉の山の中を堂々と走ってきました。
かつて好んで訪れたこの場所は数年ぶりで入り口を忘れかけていたほど。撮影地も木がだいぶ伸びて自然の成長の速さに驚きます。

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函館本線 ニセコ~比羅夫 2000年10月
Nikon F5, AF-S 300mm F2.8D, RDPII

2007年10月10日

昼下がり

蘭越からディーゼル機関車に牽かれてきたC11は倶知安で整備や入れ替えを行います。昼下がりの構内で時折立ち上る白い蒸気は心なしかゆったりとした感じを受けます。

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函館本線 倶知安 2000年10月
Nikon F5, AF-S 80-200mm F2.8D, RDPII

2007年10月11日

二つ目

C11207で目立つのはやはりその大きな二つのヘッドライト。二つ目と呼ばれているようです。ちょっとコミカルな感じがするライトをアップで。

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函館本線 倶知安 2000年10月
Nikon F5, AF-S 80-200mm F2.8D, RDPII

2007年10月12日

小さなトンネル

小さなトンネルのポータルから機関車が飛び出してきました。きれいに煉瓦が巻かれてクラシックな雰囲気が感じられます。

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函館本線 蘭島~余市 2000年10月
Nikon F5, AF-S 300mm F2.8D, RDPII

2007年10月13日

羊蹄山

鉄ちゃんの聖地『北四線踏切』から見る羊蹄山です。C62ニセコが走っていた当時は羊蹄山が見えるとそれはすごい人出でした。この日はあいにく雲が多くていまいちでしたが、頂上まで見えていたので撮影することに。
バック運転を正面がちに撮るとあまりカッコよくないのが玉にきずでしょうか。

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函館本線 倶知安~小沢 2000年10月
Nikon F5, AF-S 80-200mm F2.8D, RDPII

2007年10月14日

無念

小沢の発車を後追いギラリで狙うべく線路端で待ちます。太陽はいい感じで輝いていますが時折雲の固まりが流れてきて光線を遮ります。ちょっといやな予感。
やがて汽笛が鳴り盛大に煙を吐いて発車しましたが、見事なタイミングで雲が太陽にかかってしまいアウトでした。。。

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函館本線 小沢~銀山 2000年10月
Nikon F5, AF-S 28-70mm F2.8D, RDPII

2007年10月15日

山裾を行く

小沢駅を発車した列車は90度向きを変えてセトセ川沿いに山裾を走り、稲穂峠に向けてだんだん高度を上げていきます。線路沿いの木々が伸びて機関車とたなびく煙だけが見えました。

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函館本線 小沢~銀山 2000年10月
Nikon F5, AF-S 80-200mm F2.8D, RDPII

2007年10月16日

名撮影地

然別から余市まではあまり勾配はありませんが、海が近い蘭島を出ると急に上り坂になり見せ場を作ります。この名撮影地もだいぶ木が伸びて撮りにくくなり、時の流れを感じます。バック運転でもあることですしサイドから撮ることにします。なんとかぎりぎりで日が差してくれました。

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函館本線 蘭島~塩谷 2000年10月
Nikon F5, AF-S 80-200mm F2.8D, RDPII

2007年10月17日

最後の上り

塩谷駅で小休止した機関車は最後の上り勾配区間に入ります。オタモイトンネルまで続く急勾配を越えれば小樽まではあとわずかです。跨線橋の上からC11の力強い走りを見送り、私はカメラをしまい帰途につきました。

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函館本線 塩谷~小樽 2000年10月
Nikon F5, AF-S 80-200mm F2.8D, RDPII

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2007年10月18日

貨物街道

平日に休みが取れたのではるばる岩手開発鉄道にやってきました。距離は11.5kmと短いながらも石灰石を運ぶ貨物列車が1日13往復も走っています。途中2カ所の交換シーンや岩手石橋でのスイッチバックなどの見所もあります。

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岩手開発鉄道 2003年10月
Nikon F5, AF-S VR 70-200mm F2.8G, RVP100

2007年10月20日

長安寺

旅客営業時代の駅舎が残っている長安寺駅。木造の駅舎をかすめて貨物列車が通過していきます。

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岩手開発鉄道 2003年10月
Nikon F5, AF-S 17-35mm F2.8D, RVP100

積み込み

撮影の挨拶をするために石橋駅の事務所を訪ねると、『横浜から来たのか』とお茶をごちそうになり逆にこちらが恐縮してしまいました。ガラガラと大きな音を立てて石灰石を積み込んでいるホッパーの横を機関車が回送されていきます。

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貨車の先頭に機関車を連結します。

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岩手開発鉄道 2003年10月
(上)Nikon F5, AF-S 17-35mm F2.8D, RVP100
(下)Nikon F5, AF-S VR 70-200mm F2.8G, RVP100

2007年10月21日

豪快

総重量900トンの貨物列車が徐々に速度を上げ、地響きを立てながら豪快に走ります。

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岩手開発鉄道 2003年10月
Nikon F5, AF-S 300mm F2.8D, RVP100

2007年10月22日

爽快

爽快な秋空の下、青いディーゼル機関車が走ります。このまま空に同化してしまいそうな気がしてきます。

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岩手開発鉄道 2003年10月
Nikon F5, AF-S 17-35mm F2.8D, RVP100

2007年10月23日

列車交換

空荷の下り列車が先に到着し、線路いっぱいいっぱいに止まって上り列車との交換を待ちます。ほどなく積み荷満載の上り列車が通過していきました。

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岩手開発鉄道 2003年10月
Nikon F5, AF-S 300mm F2.8D, RVP100

2007年10月24日

色づく野道

色づいてきた山をバックに狙ってみます。順光しちさんの定番カットも悪くないですね。

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岩手開発鉄道 2003年10月
Nikon F5, AF-S 28-70mm F2.8D, RVP100

2007年10月25日

定時通過

いつも同じ時間に会うことがわかっていても、やはり定時にやってくると気分がいいですね。運転士さんも手を振ってご挨拶。

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岩手開発鉄道 2003年10月
Nikon F5, AF-S VR 70-200mm F2.8G, RVP100

2007年10月26日

確かな足どり

厚い雲からとうとう雨が落ちてきました。露出が厳しくなってきたのでスローシャッターで流し撮りをしてみます。雨に煙る森をバックに確かな足どりで走ってきました。

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岩手開発鉄道 2003年10月
Nikon F5, AF-S VR 70-200mm F2.8G, RVP100

2007年10月27日

雨の日頃市

しとしと雨が降る日頃市。小さな集落に作られた駅の跡には人の気配がなく、時間が止まったような感じがしてきます。

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岩手開発鉄道 2003年10月
Nikon F5, AF-S VR 70-200mm F2.8G, RHPIII

2007年10月28日

盛川を渡る

大船渡湾に注ぐ盛川の河口近くで線路は対岸に渡ります。澄んだ空が気持ちいいですね。

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岩手開発鉄道 2003年10月
Nikon F5, AF-S 17-35mm F2.8D, RVP100

2007年10月29日

小さな鳥居

線路端に立つ小さな鳥居を横目に機関車が通過していきます。線路側に大きく張り出した木の枝がちょっと印象的でした。

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岩手開発鉄道 2003年10月
Nikon F5, AF-S 17-35mm F2.8D, RVP F

2007年10月30日

はさがけ

沿線にはそれほど規模は大きくないものの、水田があちこちに見られます。石橋付近でははさがけがありました。天日干しの新米は食べたことがありませんが、さぞかしおいしいのでしょうね。

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岩手開発鉄道 2003年10月
Nikon F5, AF-S VR 70-200mm F2.8G, RVP100

2007年10月31日

前照灯

ここでは天気のいい昼間に前照灯は点灯しないのが基本のようです。この日撮影ポイントを決めて列車を待っていると、近づいてくる途中で私を発見したからか運転手がライトを点灯してくれました。お礼の会釈をすると運転席で手を振って答えてくれました。

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岩手開発鉄道 2003年10月
Nikon F5, AF-S VR 70-200mm F2.8G, RVP100

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