天使の輪
夏の日差しに輝くプレートをアウトフォーカスで撮ってみます。
ミラーレンズはリング状のボケが面白いですね。
真岡鐵道 茂木 2003年8月
Nikon F5, TAMRON SP 500mm F8, RDPIII
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夏の日差しに輝くプレートをアウトフォーカスで撮ってみます。
ミラーレンズはリング状のボケが面白いですね。
真岡鐵道 茂木 2003年8月
Nikon F5, TAMRON SP 500mm F8, RDPIII
バックの濃い緑にほぼ逆光、煙も薄くてすっかり溶け込んでしまいました。
真岡鐵道 茂木~天矢場 2003年8月
Nikon F5, AF-S VR 70-200mm F2.8G, RDPIII
このあたりは勾配がきつくて機関車の足取りは目に見えて遅くなります。煙が薄く迫力には欠けますけれど、力強いブラスト音を響かせながらゆっくりと築堤を上っていきます。
真岡鐵道 茂木~天矢場 2003年8月
Nikon F5, AF-S VR 70-200mm F2.8G, RDPIII
午後の西日を浴びて上ってくるC12をアップで撮ります。ただ、薄雲が出てしまい日差しに勢いはなく、もうひとつ。
真岡鐵道 真岡~寺内 2003年8月
Nikon F5, AF-S 300mm F2.8D, RDPIII
カレンダーは既に9月になっていますので、そろそろ季節を進めようかと思います。
釜石線のD51はかなりの回数遠征しています。最初の数年は7月、8月に運転され、その後は稲穂がきれいな9月の運転が数年続きました。少し古い写真ですが好天に恵まれた1998年の9月、二日間の記録をご紹介します。
ちょっと煙は薄めだったものの、まずはデゴイチにご挨拶の一コマ目です。
相変わらず大きなヘッドマークが目立ちますが、やはり非電化区間のD51はのびのびしていてカッコイイですね。
釜石線 岩根橋~宮守 1998年9月
Nikon F5, AF-S 300mm F2.8D, RDPII
平倉駅の前後が見渡せる山の上から列車を狙ってみました。
俯瞰撮影の魅力はその雄大なスケールを手にすることができるところかなと思います。ちょっと鳥になった気分。
釜石線 平倉~足ヶ瀬 1998年9月
Nikon F5, AiAF 80-200mmF2.8D, RDPII
平倉で少し息をついたかと思うとここから先は足ヶ瀬駅の先のサミットまで急勾配とカーブが連続します。一段と煙も濃くなって力強く上っていきます。
釜石線 平倉~足ヶ瀬 1998年9月
Nikon F5, AiAF 80-200mmF2.8D, RDPII
上り列車の名撮影地にやってきました。洞泉からは25パーミルの勾配が続き、遠くから歯切れのいいブラスト音が響いてきます。しばらくするとD51は真っ黒な煙を吐いて築堤を上ってきました。露出を切り詰めて撮影します。
釜石線 洞泉~陸中大橋 1998年9月
Nikon F5, AiAF 80-200mmF2.8D, RDPII
国道沿いの人気のある撮影ポイントにやってきました。颯爽と走ってくるD51をアップで。
釜石線 宮守~柏木平 1998年9月
Nikon F5, AF-S 300mm F2.8D, RDPII
水を張る水田は水平。そこに分け入る線路は登り勾配。よく見ると違いがわかり面白いと感じました。機関車のボイラーが輝いた瞬間を写し止めます。
釜石線 平倉~足ヶ瀬 1998年9月
Nikon F5, Tokina AT-X 270AF PRO, RDPII
三つ前のエントリーと同じ場所です。全景はこんな感じの築堤になっています。順光のアウト側から撮影するのが一般的ですが、陰影が強くなる半逆光も面白いと思います。
釜石線 洞泉~陸中大橋 1998年9月
Nikon F5, Tokina AT-X 270AF PRO, RDPII
林道を走り足ヶ瀬駅を大きく見下ろせる場所にやってきました。下り列車と交換したD51は山々に汽笛を響かせると盛大に煙を吐いて発車します。
釜石線 足ヶ瀬~平倉 1998年9月
Nikon F5, AF-S 300mm F2.8D, RDPII
D51の顔をアップで撮ろうと引きつけます。気になる大きなヘッドマークを避けようとしてちょっと苦し紛れの構図になりました。
釜石線 宮守~柏木平 1998年9月
Nikon F5, AF-S 300mm F2.8D, RDPII
夕方になり西に向かって帰路を急ぐ列車を後追い気味に流し撮りします。夕陽に輝いてくれれば絵になったところですが太陽は雲に隠れてしまいました。
釜石線 岩手二日町~荒屋前 1998年9月
Nikon F5, AiAF 80-200mmF2.8D, RDPII
花巻から回送されてきたD51がねぐらの盛岡にやってきました。これから整備のために転車台に乗ります。バックの明るい盛岡駅には新幹線車両も見えますが、存在感では負けていません。
盛岡運輸区 1998年9月
Nikon F5, AiAF 80-200mmF2.8D, RDPII
蒸気機関車は水と石炭が無くては走れません。かつての全盛期とは違い専用の設備が無くなってしまった現代では、職員の方々献身的な夜の作業によって成り立っていると言えるかもしれません。炭水車の上に乗って黙々と石炭を積み込んでいる姿を狙ってみました。
二枚とも
盛岡運輸区 1998年9月
Nikon F5, AiAF 80-200mmF2.8D, RDPII
ようやく整備も終わりに近づき、明日に向けて休息に入ります。夜の蒸気機関車はフォトジェニックです。
盛岡運輸区 1998年9月
Nikon F5, AiAF 80-200mmF2.8D, RDPII
飛び石連休の谷間に休みを取り、釜石線に遠征した帰りに磐越西線に立ち寄りました。明け方から濃い霧が立ちこめていましたが、日が昇ってくると徐々に視界が回復してきます。明るい霧の中から気動車が走ってきました。
磐越西線 喜多方~山都 1998年9月
Nikon F5, Tokina AT-X 270AF PRO, RDPII
お目当ての貨物列車がやってきました。なかなか撮影する機会に恵まれず、ようやく撮影できた一枚です。以前はあちこちに走っていたセメント輸送列車、今ではごくわずかしか残っていないようです。
磐越西線 山都~喜多方 1998年9月
Nikon F5, Tokina AT-X 270AF PRO, RDPII
霧が晴れてくると稲穂に朝露が美しく輝きます。清々しい空気と微かに香る稲穂のにおいの中を貨物列車が通過していきました。
磐越西線 会津豊川~姥堂 1998年9月
Nikon F5, AiAF 80-200mmF2.8D, RDPII
福島県を後にして遠征最終日は真岡鐵道に立ち寄りました。こちらも刈り取りを控えて色づいた稲穂がじゅうたんのように広がっていました。
真岡鐵道 寺内~真岡 1998年9月
Nikon F5, AiAF 80-200mmF2.8D, RDPII
茂木に着いた列車は入れ替えのために機関車が後ろに回り、客車を側線に移動させます。後方確認をするとゆっくりと動き出しました。駅舎の2階には見学デッキがあり休日には賑わっています。
真岡鐵道 茂木 1998年9月
Nikon F5, AiAF 80-200mmF2.8D, RDPII
収穫を終えた稲がきれいに干してあります。
以前農家の方に伺ったのですが、農協に出荷する米はコンバインで刈ってしまうが、自分で食べる米は干しているそうです。その方がおいしく食べられるとのこと。
真岡鐵道 茂木~天矢場 1998年9月
Nikon F5, Tokina AT-X 270AF PRO, RDPII
水田の向こうに築堤が見える場所にやってきました。かわいいC12がうっすらと煙をたなびかせて3両の客車列車を牽いて走ります。遠いふるさとはなんとなくこんなイメージなのかなと思いながら撮りました。
真岡鐵道 益子~北山 1998年9月
Nikon F5, AiAF 80-200mmF2.8D, RDPII