紅葉の谷
早いものでもう師走ですね。
例年12月はあまり写真を撮っていないのでもう少し秋を引っ張ります(^^;
ここも国道脇から撮れるお手軽ポイント。天気予報は下り坂で午後は薄曇りになりやや霞んできました。紅葉の山々をバックに高原川を渡ります。
神岡鉄道 神岡鉱山前~漆山 2006年11月
Nikon F6, AF-S 28-70mm F2.8D, RVP100
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早いものでもう師走ですね。
例年12月はあまり写真を撮っていないのでもう少し秋を引っ張ります(^^;
ここも国道脇から撮れるお手軽ポイント。天気予報は下り坂で午後は薄曇りになりやや霞んできました。紅葉の山々をバックに高原川を渡ります。
神岡鉄道 神岡鉱山前~漆山 2006年11月
Nikon F6, AF-S 28-70mm F2.8D, RVP100
休日は別れを惜しむ人で賑わいます。
そんななか、車止めにすわって遠くを見つめている一人の少年がいました。どんなことを考えているのかなと想像するといろいろ思いが巡ります。
神岡鉄道 奥飛騨温泉口駅 2006年11月
Nikon D70, AF-S DX VR 18-200mm F3.5-5.6G
晩秋を彩る名脇役と言えば銀杏ですが、この駅の銀杏はまさに主役といえる風格を備えています。
早朝は霧がかかってかなり視界が悪く心配していました。
やがて霧が薄くなり朝陽を浴びてその姿が浮かび上がりました。
小湊鐵道 上総久保 2005年11月
Nikon F6, AF-S VR 70-200mm F2.8G, RVP100
木のすぐそばまで近寄って広角レンズを使ってみました。
見事な枝振りに圧倒されます。
天気のいい休日はファンの方々がたくさんいらっしゃるのでなかなか自由には撮れません。
小湊鐵道 上総久保 2005年11月
Nikon F6, AF-S 17-35mm F2.8D, RVP100
銀杏の葉はあまり光を通してくれないので完全な逆光よりは斜光が撮りやすいですね。午後太陽が回って低くなってくると朝とは逆方向から光があたり、再び陰影を深めてくれます。
1日中ずっといても楽しめる駅です。
小湊鐵道 上総久保 2005年11月
Nikon F6, AF-S VR 70-200mm F2.8G, RVP100
沿線を車で走ってみるとほかにもいくつか銀杏が目にとまりました。でも少し場所が変わっただけなのにここではもうかなり落葉しています。風が吹くと一斉に黄色い葉が舞い落ちました。
小湊鐵道 里見~飯給 2005年11月
Nikon F6, AF-S VR 70-200mm F2.8G, RVP100
線路にたまった落ち葉もなかなか絵になります。
小湊鐵道 里見~飯給 2005年11月
Nikon F6, AF-S VR 70-200mm F2.8G, RVP100
さてそろそろ12月の写真に移りましょう。
町中はすっかりクリスマスのイルミネーションばかりになりました。クリスマスと言えば『ばんえつ物語』のクリスマストレインでしょうか。残念ながら今年は運行の予定が無いようですので、少しさかのぼって2001年の写真からご紹介いたします。
この年は沿線にはそこそこの積雪がありました。クリスマス特製のヘッドマークとともに雰囲気を醸し出しています。
白煙が映える冬の蒸機はいいですね。
磐越西線 三川~津川 2001年12月
Nikon F5, AF-S 300mm F2.8D, RDPIII
この年はあまり天気が良くなく、晴れていたのはごくわずかでした。白い雪原に黒い背景。そこに真っ白な煙を吐きながら真っ黒な蒸機がやってきました。
対比を活かすには好適な場所なのですが、ラチチュードの狭いポジにはなかなか厳しい条件です。
磐越西線 上野尻~野沢 2001年12月
Nikon F5, AF-S 80-200mm F2.8D, RDPIII
磐越西線の非電化区間にはそれほど急な勾配はありません。それでも山都を出るとサミットの慶徳トンネルまでしばらく上り勾配が続きます。機関車は雪景色を楽しむようにゆっくりとした足取りでやってきました。
磐越西線 山都~喜多方 2001年12月
Nikon F5, AF-S 80-200mm F2.8D, RDPIII
この年は初めてのクリスマストレイン撮影でしたので、お立ち台巡りばかりしていました(^^;
晴れれば夕陽が絡んで絵になるこの場所はやはり下り列車のハイライト。あいにくの天気で西の空はわずかに染まるだけでした。煙の量感は良かったけれども機関車が隠れてしまいました。
磐越西線 喜多方~山都 2001年12月
Nikon F5, AF-S 80-200mm F2.8D, RDPIII
冬至前後は日没時刻が早く、下り列車は露出との戦いでもあります。太陽が稜線に沈んでしまうとどんどん暗くなっていきます。駅の発車ならまだ速度もそれほど速くないのでなんとか撮影できました。立ち上る煙とドレーンの排気は蒸気機関車のもっとも美しい姿の一つです。
磐越西線 野沢~上野尻 2001年12月
Nikon F5, AF-S 80-200mm F2.8D, RDPIII
日出谷まで走ると辺りはもうだいぶ暗くなってきます。
ホームにはかわいいイルミネーションが飾られてお客様を迎えていました。ここから先は夜汽車の旅になります。
磐越西線 日出谷 2001年12月
Nikon F5, AF-S 28-70mm F2.8D, RDPIII
列車を待っているうちに雪が降ってきました。望遠レンズで待ち構えているとどんどん視界が悪くなっていきます。ヘッドライトが雪にとけ込んでいました。
磐越西線 山都~喜多方 2001年12月
Nikon F5, AF-S 300mm F2.8D, RDPIII
視界が悪いので思い切り引きつけてみようとチャレンジしてみました。ピントが合う確率は低いですけど、フレームアウトするぎりぎりでなんとかつかまえることができました。
磐越西線 山都~喜多方 2001年12月
Nikon F5, AF-S 300mm F2.8D, RDPIII
そろそろ磐越西線がネタ切れになってきましたので再びくりでんに移動します。
クリスマスになると各地でイベント列車が運転されています。くりはら田園鉄道でも3両編成の特別列車が走り、子供たちを楽しませてくれます。少し期待はしていたのですがこの年は雪はありませんでした。
こちらには同じ列車を撮影した写真が紹介されています。
くりはら田園鉄道 杉橋~鳥谷崎 2004年12月
Nikon F6, AF-S VR 70-200mm F2.8G, RVP100
午後はお立ち台になっている国道4号線のオーバークロスから撮ります。あいにく雲が厚くなってしまい暗い写真になりました。バックの栗駒山も霞んでいます。
くりはら田園鉄道 津久毛~沢辺 2004年12月
Nikon F6, AF-S VR 70-200mm F2.8G, RVP100
ふだんは3両いる赤いKD95だけで運行しているくりでん。この日は3両とも臨時のサンタ列車に充当されます。そこで活躍するのが今では定期運用から外れているKD10です。はるばる名鉄からやってきたこの車両は味のある顔でなかなかの人気者。沢辺駅はオールスターが勢揃いして賑わっていました。
くりはら田園鉄道 沢辺駅 2004年12月
Nikon F6, AF-S VR 70-200mm F2.8G, RVP100
このかわいい車両は車輪が前後に1軸ずつしかありません。それでいて空気バネという変わった足回りです。ドアも折戸になっていていかにもレールバスですね。一度乗ってみたいのですけど、もうチャンスはないかな。
くりはら田園鉄道 鶯沢工業高校前~鶯沢 2004年12月
Nikon F6, AF-S 28-70mm F2.8D, RVP100
国内にはもうわずかしか残っていない腕木式信号機。二十世紀の遺産ともいえるこのシステムがくりでんではまだ現役で活躍しています。レールバスとの組み合わせは昭和にタイムスリップしたようです。
くりはら田園鉄道 沢辺~津久毛 2004年12月
Nikon F6, AF-S 28-70mm F2.8D, RVP100
抜けるような深い青空の中、北西の季節風に乗ってちぎれ雲が飛んでいました。
くりはら田園鉄道 尾松~栗原田町 2004年12月
Nikon F6, AF-S 17-35mm F2.8D, RVP100
サンタ列車が終わって定期運用に戻り始めるとKD10の出番も終わりです。足取りも軽く二両で仲良く走ってきたところをサイドぎみに流し撮りしてみました。
くりはら田園鉄道 津久毛~沢辺 2004年12月
Nikon F6, AF-S VR 70-200mm F2.8G, RVP100
昨年の年末年始は津軽に滞在していました。寒波と大雪を心配しながらなんとかたどり着いたら翌朝は雪晴れでした。朝霧が晴れてくると津軽の名峰岩木山がくっきりと見えました。単行の気動車が雪原を駆け抜けていきます。
五能線 陸奥森田~越水 2005年12月
Nikon F6, AF-S VR 70-200mm F2.8G, RVP100
朝方のいい天気は長続きせず、すぐに鉛色の雲に覆われてしまいました。バックに鰺ヶ沢湾が見える場所から日本海を入れて撮影。ここから南はずっと日本海沿いを走ります。
五能線 鰺ヶ沢~鳴沢 2005年12月
Nikon F6, AF-S VR 70-200mm F2.8G, RVP100
午後になると風雪が強くなってきました。撮影には難儀しますけど冬の日本海の印象ですね。
五能線 追良瀬~驫木 2005年12月
Nikon F6, AF-S VR 70-200mm F2.8G, RVP100
この日は雲がだいぶ途切れてときおり日が差していました。波もおだやかですね。荒々しい岩が多い日本海沿いの五能線のなかで、追良瀬川の河口付近にはきれいな砂浜があります。丘の上からリゾートしらかみ号を狙いました。
五能線 広戸~追良瀬 2006年1月
Nikon F6, AF-S VR 70-200mm F2.8G, RVP100
くるまで細い道を走っていくと岩が突き出た小さな岬に出ました。歩いてみると小さな入り江がありトンネルを出た線路が見えました。
五能線 陸奥岩崎~十二湖 2006年1月
Nikon F6, AF-S 28-70mm F2.8D, RVP100
北金ヶ沢駅では朝、昼、夜の1日3回、列車の交換があります。まだ薄暗い朝は少し青い世界でした。
五能線 北金ヶ崎駅 2006年1月
Nikon F6, AF-S 300mm F2.8D, RVP100