6月の只見線
2001年の秋に只見線に走り始めたC11は、2003年には6月にも走りました。季節柄もうひとつはっきりしない天候でしたが、それでも沿線は多くのファンで賑わいました。
只見線 会津坂下~塔寺 2003年6月
Nikon F5, AF-S 80-200mm F2.8D, RDPIII
« 2009年05月 | メイン | 2009年07月 »
2001年の秋に只見線に走り始めたC11は、2003年には6月にも走りました。季節柄もうひとつはっきりしない天候でしたが、それでも沿線は多くのファンで賑わいました。
只見線 会津坂下~塔寺 2003年6月
Nikon F5, AF-S 80-200mm F2.8D, RDPIII
無風の日は煙が線路に沿ってきれいにたなびきます。只見線に来ると鉄橋のロケーションが良すぎて、ついつい足が向いてしまいます。
只見線 会津宮下~早戸 2003年6月
Nikon F5, AF-S 80-200mm F2.8D, RDPIII
風がないので川面は落ち着いていて列車の姿がよく映ります。その代わりに全体的に空気の透明度が悪く、眠たい写真になってしまいます。
只見線 会津川口~本名 2003年6月
Nikon F5, AF-S 80-200mm F2.8D, RDPIII
終点の只見駅では人力で転車台を回して方向転換します。
只見線 只見 2003年6月
Nikon F5, AF-S 28-70mm F2.8D, RDPIII
無風が続いていたので水鏡ができると思い、返しの列車は追っかけはせず第一鉄橋に決め撃ちしました。川面に映る姿も煙もいい感じで撮影地に登った甲斐がありましたが、透明度の悪い空気と空の色がどうもいまいちで、うれしさ半分というところでしょうか。
只見線 会津西方~会津桧原 2003年6月
Nikon F5, AF-S 80-200mm F2.8D, RDPIII
急勾配のない会津盆地に入り速度を上げるC11。
結局最後まで雲に覆われた一日でした。むしろ小雨でも降ってくれた方が良かったかもしれません。
只見線 会津高田~会津本郷 2003年6月
Nikon F5, AF-S 80-200mm F2.8D, RDPIII
この日(2003年6月7日)は只見線の撮影終了後すぐに移動して、翌日は北上線のD51を撮影しました。そのときの写真はこのアーカイブで紹介しています。
本厚木を過ぎると沿線には水田が見られる場所が増えてきます。ここではようやく田植えをしていました。最近は5月に済ませるところが多いと思いますが、田植えは6月の季語だそうです。
小田急電鉄 東海大学前~秦野 2009年6月
Nikon D3, AF-S 70-200mm F2.8G, JPEG
ロマンスカーはけっこうな頻度で走ってくるものの、田植え機はせっせと動きますのでいい位置で撮ろうと思ってもなかなかタイミングが合いません。
小田急電鉄 東海大学前~秦野 2009年6月
Nikon D3, AF-S 70-200mm F2.8G, JPEG
雲は徐々に切れてきてだんだん日が差してきました。若い水田に鮮やかなフェルメール・ブルーの車体が目立ちます。
小田急電鉄 渋沢~新松田 2009年6月
Nikon D3, AF-S 70-200mm F2.8G, JPEG
前から気になっていたトンネルです。長さは50mくらいでしょうか。前後がカーブしているので望遠レンズを使うとちょうど列車の先頭と最後尾が写ります。なかなか収まりのいいトンネルですね。
小田急電鉄 渋沢~新松田 2009年6月
Nikon D3, AF-S 300mm F2.8D, JPEG
只見線と北上線を掛け持ちした翌週は懲りずにまた只見線に来てしまいました。会津坂下から塔寺に向かう上り勾配は深まる緑に覆われていました。
只見線 会津坂下~塔寺 2003年6月
Nikon F5, AF-S 28-70mm F2.8D, RDPIII
はき出す煙とともにメカニカルな足回りは蒸気機関車の魅力です。枕木しかないシンプルな鉄橋できれいな姿を見せてくれました。
只見線 会津柳津~郷戸 2003年6月
Nikon F5, AF-S 28-70mm F2.8D, RDPIII
第五鉄橋は国道からお手軽に撮れると言うこともあって、いつも似たような写真になってしまいます。これは対岸に渡って裏側から撮ってみたものです。ちょっと煙が寂しいですね。
只見線 会津川口~本名 2003年6月
Nikon F5, AF-S 28-70mm F2.8D, RDPIII
川岸にへばりついて走る第八鉄橋を丘の上から撮影。煙はいい感じでした。
只見線 会津蒲生~会津塩沢 2003年6月
Nikon F5, AF-S 80-200mm F2.8D, RDPIII
ローカル列車が停車してもほとんど乗降客のいない早戸駅を通過していきます。トンネルの前で汽笛を一声鳴らしていました。
只見線 早戸 2003年6月
Nikon F5, AF-S 80-200mm F2.8D, RDPIII
只見駅から続く直線区間。力強く加速する蒸機を超望遠で引きつけます。これから帰路の始まりです。
只見線 只見~会津蒲生 2003年6月
Nikon F5, Ai 500mm F4P, RDPIII
会津若松駅の外れにある機関庫にやってきました。夏場はあまり使われていないのかターンテーブルのレールは少し赤さびが浮いていましたが、方向転換するシーンは往事の活躍を忍ばせます。
会津若松 2003年6月
Nikon F5, AF-S 80-200mm F2.8D, RDPIII
箱庭のレイアウトのようにも見えるきれいなアーチ橋を蒸機がゆっくりと渡っていきます。
只見線 会津宮下~会津西方 2003年6月
Nikon F5, AF-S 28-70mm F2.8D, RDPIII
この杉木立を抜ければまもなく停車駅の柳津です。
只見線 郷戸~会津柳津 2003年6月
Nikon F5, AF-S 80-200mm F2.8D, RDPIII
この写真、なんだか変な感じがしませんか?
ちょっとアクシデントがありまして。。。
青々と広がる水田の中をやってくる赤いくりでん。紅一点ですね。
くりはら田園鉄道 沢辺~津久毛 2004年6月
Nikon F5, AF-S 80-200mm F2.8D, RVP100
鬱蒼とした森を抜けて気動車が顔を出しました。このあたりはカーブが連続しているのでかなりゆっくりと走ります。
くりはら田園鉄道 鶯沢工業高校前~細倉マインパーク前 2004年6月
Nikon F5, AF-S 80-200mm F2.8D + TC-14E, RVP100
稲の生長や気温、日照などによって水田の水位を小まめに調整するという話を昔聞きました。美味しいお米を作るには手間がかかります。
くりはら田園鉄道 鶯沢工業高校前~鶯沢 2004年6月
Nikon F5, AF-S 17-35mm F2.8D, RVP100
大部分が水田地帯を走るくりでんに唯一あった短いトンネル。
くりはら田園鉄道 細倉マインパーク前~鶯沢工業高校前 2004年6月
Nikon F5, AF-S 80-200mm F2.8D, RVP100
トンネルの出口は木が生い茂っていてポータルが見えにくくなっています。
くりはら田園鉄道 細倉マインパーク前~鶯沢工業高校前 2004年6月
Nikon F5, AF-S 80-200mm F2.8D, RVP100
梅雨の重たい空の下、瑞々しい水田の中を駆け抜けていきます。
くりはら田園鉄道 津久毛~沢辺 2004年6月
Nikon F5, AF-S 28-70mm F2.8D, RVP100
細倉マインパーク前を出て少し走ると、栗原電鉄時代に使われていた細倉駅のホームが見えてきます。
くりはら田園鉄道 細倉マインパーク前~鶯沢工業高校前 2004年6月
Nikon F5, AF-S 80-200mm F2.8D, RVP100
やはり金田森に来てしまいました。4月に撮影したときと比べるとすっかり緑が深くなり水田の表情も豊かです。
くりはら田園鉄道 鶯沢工業高校前~細倉マインパーク前 2004年6月
Nikon F5, AF-S 300mm F2.8D, RVP100