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杉木立を抜けて

この杉木立を抜ければまもなく停車駅の柳津です。

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只見線 郷戸~会津柳津 2003年6月
Nikon F5, AF-S 80-200mm F2.8D, RDPIII

この写真、なんだか変な感じがしませんか?
ちょっとアクシデントがありまして。。。

写真をよく見ると片ボケになっています。(右半分が不自然にぼけている)
実はこの遠征の時にズームレンズをつけたカメラを不注意で落としてしまいました。移動中ちゃんとカメラバッグに入れていなかったため、車のバックドアを開けたときに道路に転げ落ちました。
外観は多少傷が付いた程度でしたし動作には問題がなかったので、そのまま撮影を続けていました。ところが、現像して上がったポジを見ると不自然にピントが甘い写真が散見されます。もしかしてとボディとレンズを装着してみると、ほんの少し負荷を加えただけでマウント部分にすき間が空きます。どうやらバヨネットの金具が微妙に変形して、結合が怪しくなっていたようです。
後日サービスステーションに修理を依頼して、レンズとボディで6万円くらい修理代がかかりました。修理代も痛いですが、使えない写真が撮れてしまったのも痛かった事件でした。

コメント (6)

wader:

999Dさんもレンズ落として壊した事があるんですか...
画風からして几帳面そうだから、そういうチョンボがあるとは思いませんでした。

私はうっかり者で、レンズ落として壊したことがありますので親近感が出ました(笑)
場所は鉄とは別のジャンルである羽田の旧送迎デッキ。
落としたレンズはレフ500mm...見事に反射鏡が割れました。
絞りが無いのとヘリコイドが無事だったので修理可能でしたが、普通のレンズだったら修理不能だったとサービスから聞いて青くなりました。

ところでポジからのスキャン、綺麗に撮れていますが専用のスキャナでしょうか。
久々にポジを持ち出してこの週末はライトボックスと格闘していたんですがキャノンの多機能プリンタ(透過原稿可能機種)でスキャンしてみても満足のゆくネタが中々出来ず、悩んでおります。

:

こんばんは。
お写真見ていて、やけに客車側がボケてるなぁと思ってみていましたが...
そう言う理由だったのですね。

昔はカメラをよく落として、レンズ(特に広角)を良くダメにしましたが....
D3を手にしてからは落とすのが怖くて....さすがにまだ一度も落としてないですね。

その割にはぶつけたりしてもう結構傷が付いてしまってます。
中古では売りに出せないですね。
使い倒す気で居るので、良いんですが....

JZX81:

気付かないうちに不具合が出ていて、現像上がってから
気付くのはかなりショック大きいですね。

私の場合、落下事故は過去1回だけですが、その1回は
真冬の夜中、急行能登をバルブしようと裏妙義のざんげ岩に
登った時。寒さでかじかんだ手がレンズを掴みそこね、
岩の上からサンニッパ落っことしました。

wader様、コメントありがとうございます。

wader様は500mmをやってしまいましたか。それほど失敗談は多くないものの、私もたまにやらかします。精密な光学機器を持ち歩いているという意識を忘れてしまうと痛い目に遭いますね(^^;
スキャンにはニコンのフィルムスキャナ4000EDを使っています。使いやすくて手間もかからず重宝しています。先日5000EDが生産終了になりましたので、もう手の届く国産フィルムスキャナはなくなってしまいました。

虎様、コメントありがとうございます。

片ボケの場所やボケ具合がコマによって違っていて、レンズとボディの持ち方の差でマウント部のすき間が微妙に変化するようです。
名誉の傷は別としても、D3を落として壊してしまうと修理代が相当高く付きそうですので、私もかなり慎重になっています。

JZX81様、コメントありがとうございます。

まさかこんな状態になっているとは思いませんでしたのでかなりガッカリでした。
それにしても真冬のざんげ岩、それも能登のバルブとはスゴイですね。落とされたレンズがサンニッパとは‥‥

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2009年06月21日 22:11に投稿された記事のページです。

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