跨線橋から
だいぶ暗くなってきましたし帰路は渋滞があるのでそろそろ撮影終了ということで、この日最後の写真です。跨線橋から直線を下ってくる車両を撮りました。
明知鉄道 花白~岩村 2009年7月
Nikon D3, AF-S VR 70-200mm F2.8G, RAW
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だいぶ暗くなってきましたし帰路は渋滞があるのでそろそろ撮影終了ということで、この日最後の写真です。跨線橋から直線を下ってくる車両を撮りました。
明知鉄道 花白~岩村 2009年7月
Nikon D3, AF-S VR 70-200mm F2.8G, RAW
当時鉄道雑誌を眺めていて是非訪問したかった余部鉄橋に念願叶って出かけたのは1985年の夏休みでした。このころは鈍行列車のほとんどは客車列車で、旧型客車がたくさん走っていました。お立ち台にカメラを構えて最初に撮影した列車はたまたま機関車が重連でラッキー。
山陰本線 鎧~余部 1985年8月
Nikon FE2, Ai 135mm F2.8S, KR
行き帰りにどういう行程をたどったのかすっかり忘れてしまいました。朝の客車列車から撮影しているので『出雲』に乗ったかどこかに前泊したのだと思います。
お立ち台にいると朝のうちは正面に日が当たらないのを嫌ったのか、次のコマは下に降りて順光側で撮影していました。当時の時刻表を調べてみるとおそらく『あさしお4号』だと思われます。
山陰本線 余部~鎧 1985年8月
Nikon FE2, Ai 85mm F2S, KR
鉄橋のすぐ左側は余部駅なので右に走る上り普通列車は鉄橋上で加速することになります。徐々にジョイント音のテンポが速くなっていきます。
山陰本線 余部~鎧 1985年8月
Nikon FE2, Ai 85mm F2S, KR
せっかく下に降りたので遠景も撮っておこうと思ったかどうかは定かではありませんけど、余部小学校の向こうに見える鉄橋を撮影していました。この距離で列車を見ると模型が走っているような感じもしてきます。
山陰本線 鎧~余部 1985年8月
Nikon FE2, Ai 135mm F2.8S, KR
時刻表によれば当時は『丹波』『だいせん』『白兎』『但馬』などの急行列車が昼間たくさん走っていました。グリーン車も連結されていて見応えがあります。
山陰本線 余部~鎧 1985年8月
Nikon FE2, Ai 200mm F4S, KR
日が回ってきたので再びお立ち台に上がります。午後の客車が荷物車をくっつけてやってきました。
山陰本線 鎧~余部 1985年8月
Nikon FE2, Ai 135mm F2.8S, KR
海側から鉄橋を望みます。海岸まで山が迫っているので入り江に駅があってもその両側はすぐにトンネル、という場所が沿線にいくつかあります。
山陰本線 余部~鎧 1985年8月
Nikon FE2, Ai 135mm F2.8S, KR
本線を走る特急列車は多くの車両が連結されていて、長い鉄橋にも見劣りしない堂々とした編成でした。
山陰本線 鎧~余部 1985年8月
Nikon FE2, Ai 135mm F2.8S, KR
レンズを変えてバックの海を少し入れてみました。鉄道による荷物輸送は翌年の86年には全廃されてしまいました。
山陰本線 鎧~余部 1985年8月
Nikon FE2, Ai 85mm F2S, KR
お立ち台に木製のベンチがありました。撮影疲れからか横になっているうちにいつのまにか居眠りしていたようです。列車が鉄橋を渡る音で目が覚めたものの後の祭り。1本列車を逃してしまいました。ちなみにこの写真はその後に撮ったものです。油断はいけませんね。
山陰本線 鎧~余部 1985年8月
Nikon FE2, Ai 85mm F2S, KR
お盆休みにちょこっと上総湊に行ってきました。普通列車はまだまだ国鉄色の113系が次々にやってきてなかなか楽しめます。ただ、ちょっと天気がいまいちで残念でした。
内房線 竹岡~上総湊 2009年8月
Nikon D3, AF-S VR 70-200mm F2.8G, RAW
今年の夏ははっきりしない天気が多くて、スカッと晴れた青空や元気な入道雲を体験できませんでした。
内房線 竹岡~上総湊 2009年8月
Nikon D3, AF-S VR 70-200mm F2.8G, RAW
この日は湊川灯籠流しが行われるということで、夜まで粘ってみました。あいにく灯籠は鉄道橋の手前で回収されてしまうことがわかり、列車との組み合わせは撮れません。でも美しい灯籠流しを見ることができたので満足です。
内房線 竹岡~上総湊 2009年8月
Nikon D3, AF-S 28-70mm F2.8D, RAW
灯籠流しが終わると花火が上がります。とはいっても小さな町の花火大会ですので打ち上げる数は少なく、おまけにちょうどその時間帯に走る列車は下りが2本だけです。なんとか一発の花火と絡みました。
内房線 上総湊~竹岡 2009年8月
Nikon D3, AF-S 28-70mm F2.8D, RAW
残念ながら二本目の列車通過時に花火は絡みませんでした。しかたなく奥の手を。
同じ構図にカメラを固定したまま1発ずつ上がる花火を撮影し、パソコンで5枚の画像を重ね合わせました。
内房線 上総湊~竹岡 2009年8月
Nikon D3, AF-S 28-70mm F2.8D, RAW
8月14日のエントリーの続きです。余部で撮影した翌日は山口線のC57を撮影しました。トンネルの直後だったからか、上り勾配のはずなのに煙がありません。この日が初めてのやまぐち号でしたがちょっと残念でした。
山口線 撮影失念 1985年8月
Nikon FE2, Ai 85mm F2S, KR
津和野の有名なお立ち台にやってきました。駅からは4~5キロ離れているでしょうか。お小遣いに余裕はなかったのでレンタカーやタクシーは最初から選択肢になく、レンタサイクルを借りて登ってきました。炎天下でかなりしんどかった記憶がありますが、苦労の甲斐もありいい天気の下で撮影できました。
山口線 津和野~船平山 1985年8月
Nikon FE2, Ai 85mm F2S, KR
車を使わないので1日片道1コマだけの撮影になります。翌日の下り列車は仁保駅から7kmくらい歩いて田代トンネルの入り口付近にやってきました。黒煙を吐きながら連続する急勾配をゆっくりと登ってきます。
山口線 仁保~篠目 1985年8月
Nikon FE2, Ai 85mm F2S, KR
二日目の午後は篠目駅の外れの線路端で撮っていました。思い返してもなぜこんなところで撮影したのか思い出せません。電線は多いしかぶりつきだし困ったものです。このあたりをウロウロしてロケハンしたような記憶がかすかに残っています。遠征疲れと連日の炎天下での撮影が重なって、気力が萎えてしまったのかもしれません。
山口線 篠目~仁保 1985年8月
Nikon FE2, Ai 85mm F2S, KR
移動の足がないのでしばらく同じ場所にとどまることがよくあります。この写真もやまぐち号が来るまでの間に撮影したもの。時刻表を見ると特急おきは通常4両編成ですが、お盆の対応からか1両増結されていました。
山口線 津和野~船平山 1985年8月
Nikon FE2, Ai 135mm F2.8S, KR
やまぐち号の50分ほど前を走る普通列車537Dです。バラバラの形式が連なってやってきました。盛夏の昼間らしく車両の窓はすべて開いていました。
山口線 仁保~篠目 1985年8月
Nikon FE2, Ai 85mm F2S, KR
先頭車両は急行型で冷房装置がありますが、普通列車の運用では冷房しないのが通例だったようです。
午後の特急は篠目駅の北側で撮影しました。緩やかなカーブを力強く駆け抜けていきます。赤とクリームの特急色は日本のどの風景にも溶け込む美しい色合いだと思います。
山口線 長門峡~篠目 1985年8月
Nikon FE2, Ai 85mm F2S, KR